徒然脚誌

ガンバ大阪を愛する大学生の情熱独り言ブログです。生暖かい目で見てやってください。

ニワカとコア

 

コアサポーターが、にわかサポーターを叩き、排除しようとする動きをしばしば目にする。

私自身も、ワールドカップになると渋谷や道頓堀で馬鹿騒ぎしたり、負けるとメディアに便乗して過剰に選手を批判したり、少し勝つとまるで最強かのように相手を舐めたりといった一部のにわかサポのこのような行動や言動は正直苦手だ。

だからといって排除するつもりはない。

どんなコアサポーターでも皆にわかサポーターから始まっている。

「にわか」は「コア」の入り口なのだ。

もちろん、コアサポからは自分がにわかの頃はこんなんじゃなかったという意見もあるだろう。

しかし本当に日本のサッカーの未来を思っている人間なら、にわか叩きは我慢するべきではないか。

入り口を塞いでしまったら、どれだけ中が楽しくてもヨーロッパや南米の様なサッカー文化は生まれない。

正直、SNSなどにおいてにわかサポを排除しようとしているコアサポはダサいし、サッカーに興味がない人が受ける印象も悪く、非常に迷惑だ。

日本サッカーのために、むしろ積極的に受け入れようと努力するべきだろう。

コアサポが自らアクションを起こすのは容易ではないが、排除する意識を捨てて寛容になるだけでも大きな力になるはずだ。

遠藤保仁のような広い視野でサッカー界全体を俯瞰して、考えて、行動しようではないか。

 

四年に一回のビッグイベントはサッカー文化を広げる最大のチャンスだ。

さらに今大会、代表チームは結果を残し国民を盛り上げてくれた。

ワールドカップで増えた、にわかサポをいかにして深いところに引き込むか。

決して簡単なことではないが、Jクラブのイベントやサポーターの雰囲気作り、Jリーグや海外サッカーを放送しているDAZNやスカパーなどの放送会社のマーケティング、これら様々な取り組みでなんとか1人でも多くの継続的なサッカーファンが増えることを願っている。

今回はどちらかと言うと既にサッカーに深く関わっている人に対して書いてきた。

2回目の投稿にして早くも少し道をそれてしまっている感じも否めないが、コアサポの意識の変化は早急に必要だと感じたためこのような形になった。

 

最後になってしまったが、この記事を見てくださっている、にわかサポの方がいるならば、是非ともこれからの四年間、継続的にサッカーを気にしてもらいたい。

そうすれば、きっと四年後のワールドカップは今回より楽しめると思う。

特に個人的なオススメはJリーグの1つのクラブを応援することだ。

ワールドカップで活躍した全ての選手は、現在海外に在籍している選手も全てJリーグ出身だ。

Jリーグでは未来の日本代表が日々戦っている。

日頃から応援している選手をワールドカップに送り出すということにはとてつもなく大きな喜びがある。

また、日本代表にも直接的なメリットがある。

1人でも多くの人がスタジアムに足を運ぶことでクラブの財政が潤い、育成や助っ人獲得などに積極的に投資を行うことを可能にする。

これはJリーグ全体のレベルアップも引き起こし、最終的には日本代表の強化に繋がる。

ここまで日本代表を軸にしてJクラブを応援するメリットを挙げてきたが、我々サポーターの中に代表の為を思って応援している人は極めて少数だろう。

我々はなによりも常に愛するクラブの選手たちと共に戦い、勝敗に一喜一憂することで、刺激や楽しさを感じている。

まずは一度スタジアムに足を運んでいただいて、臨場感や選手たちの戦う気持ちを肌で感じてもらえることを心から願う。